スウェーデンのスーパーには、日本ではなかなか手に入らないご当地スイーツや調味料、パッケージもおしゃれな北欧ブランドの商品がたくさん揃っているんです。
私の家族もスウェーデンに暮らしてからというもの、一時帰国のたびにスーパーで大量にお土産を買い込むようになりました。
安くてかさばらず、しかも話のネタになる…そんなお土産を探している方にぴったりの内容をお届けします。
この記事では、
- スウェーデンのスーパーで買えるおすすめのお土産5選
- 日本でも話題のスウェーデン有名ブランド
- お土産にぴったりなお菓子・食品の価格帯
- 買い方のコツと注意点
- 見逃しがちな隠れ名品やローカル限定品
などについて、現地生活の体験を交えて詳しく解説していきます。
スウェーデンのスーパーで買える!おすすめのお土産5選
スウェーデンのお土産というと、おしゃれな雑貨や高級チョコを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実は地元のスーパーで手に入る「日常使いできるアイテム」こそ、お土産に最適だったりします。
ここでは、私たちが実際に日本の家族や友人に喜ばれた、スーパーで買えるスウェーデンらしい商品を5つご紹介します。
1. チョコレート & お菓子類
スウェーデン土産といえば、やっぱりチョコレートとお菓子は外せません。
スーパーには、Marabou(マラボー)やCloetta(クロエッタ)などの定番ブランドがずらりと並び、季節限定フレーバーや日本未発売の商品も手に入ります。
また、ジンジャークッキー(Pepparkakor)やチョコボール(Chokladboll)など、スウェーデンの伝統菓子もおすすめ。

わが家では毎回、マラボーのミルクチョコとアンナズのジンジャークッキーはマストです。パッケージが可愛くて、配りやすいのもポイントですよ。
2. ジャム & スプレッド
スウェーデンの家庭で定番の味といえば、リンゴンベリー(こけもも)ジャムやブルーベリースプレッドなど、ベリー系の保存食品。
パンに塗るだけでなく、肉料理に添える文化があるのもスウェーデンならではの楽しみ方です。
瓶タイプだけでなく、チューブやパウチで売られているものもあるので、スーツケースにも入れやすいです。
3. クネッケブロード(スウェーデンのクラッカー)
サクサクで香ばしい食感のクネッケブロードは、スウェーデンの食卓に欠かせない定番アイテム。
ライ麦を使ったものや、チーズやシード入りなどバリエーションも豊富で、ヘルシー志向の方へのお土産にも喜ばれます。
箱型や缶入りタイプもあり、見た目もスタイリッシュ。
4. スウェーデンならではの調味料
ちょっとマニアックですが、お料理好きの方に人気なのが、ディル入りマスタードやハーブソルトなど、北欧らしい風味の調味料です。
スーパーでは、Kalles Kaviar(カッレス・キャビア)というチューブ型のタラコペーストも有名で、日本人の味覚にも合うまろやかな塩味が特徴です。
- チューブ型は液漏れ防止でジップバッグに入れると安心
- スパイス類は100g以下が持ち帰りやすい
- 瓶入り調味料はパッキング材でしっかり保護を
普段の料理にひと味加えられるアイテムとして、帰国後も使いやすいです。
5. 紅茶 & スウェーデンならではの飲み物
スウェーデンでは、紅茶やハーブティーもよく飲まれており、スーパーにはお手頃価格のものが豊富に並んでいます。
北欧らしいベリー系のフレーバーや、クリスマス限定のスパイス入りティーなども見逃せません。
また、アルコールが苦手な方には、「Blåbärsoppa(ブルーベリースープ)」という温かくて甘い飲み物もおすすめ。
粉末タイプや紙パックで売られているので、お土産として持ち帰りやすいです。
お土産で喜ばれる人気のスウェーデン有名ブランド4選
スウェーデンのお土産選びで迷ったら、「とりあえずこのブランドを選べば間違いない!」という定番ブランドを知っておくと便利です。
ここでは、スウェーデン国内で長年愛されているだけでなく、日本でもファンが多い人気ブランドを4つご紹介します。
見た目も可愛く、話題性もバッチリなので、職場や友人へのプレゼントにもおすすめです。
1. Marabou(マラボー)— スウェーデンを代表するチョコレート
スーパーのお菓子コーナーでひときわ目を引く黄色いパッケージ、それが「Marabou(マラボー)」です。
スウェーデンを代表するチョコレートブランドで、定番のミルクチョコをはじめ、ダイム入り、ナッツ入り、ホワイトチョコなどフレーバーも豊富です。
板チョコサイズで1枚15〜25SEK(約225〜375円)とリーズナブル。
季節限定や地域限定パッケージもあるので、見つけたら即買いです。



わが家では「オレンジ入り」や「クッキー入り」など、日本では見ない味を毎回試しています。濃厚でクセになりますよ。
2. Cloetta Kexchoklad(ケックスチョコラード)— サクサク食感がクセになるウエハース
真っ赤なパッケージが印象的な「Kexchoklad(ケックスチョコラード)」は、Cloetta(クロエッタ)社のロングセラー商品。
ウエハースをミルクチョコで包んだシンプルなお菓子ですが、軽やかな食感と優しい甘さが人気です。
1本あたり6〜10SEK(約90〜150円)と手軽で、配りやすさも◎。
ミニサイズのパックや、バラマキ用のボックス入りもあります。
3. Kalles Kaviar(カッレス・キャビア)— スウェーデンの定番すぎる朝食アイテム
チューブ型のタラコペースト「Kalles Kaviar」は、スウェーデンの冷蔵庫には必ずあると言われるほどの定番アイテム。
バターを塗ったパンにこれを乗せて食べるのが王道で、少し塩気のある味わいは、日本の明太マヨに近い印象です。
見た目はややユニークですが、スウェーデンの「家庭の味」として一度は試してほしいお土産。
価格は20〜30SEK(約300〜450円)前後で、スーパーで手軽に買えます。
- 空港での手荷物検査に引っかかる可能性があるため、預け荷物に入れる
- パッキング時はジップ袋+タオルでしっかり包む
- 開封後は要冷蔵なので、ギフト用途ならその点も一言添えて
見た目のインパクトと実用性で、話のネタにもなりますよ。
4. Fazer(ファッツェル)— ムーミン好きにたまらないクッキー
フィンランド発祥ながら、スウェーデン国内のスーパーでもよく見かけるのが「Fazer(ファッツェル)」の製品です。
なかでもムーミンキャラクターが描かれたクッキーやキャンディーは、見た目が可愛くて子どもへのお土産にも大人気。
また、定番の「ブルーベリーチョコ」や「サルミアッキ(塩味のリコリス)」など、北欧らしいクセのある味もあり、好奇心旺盛な方にはぜひ。
パッケージ重視なら、Fazerは要チェックです。
スウェーデンお土産の価格帯とおすすめの買い方
「スーパーでお土産を買うといっても、実際どのくらいの価格帯なの?」
そんな疑問をお持ちの方のために、ここでは実際によく選ばれる人気商品とその価格帯、買い方のコツや注意点を詳しくご紹介します。
予算に合わせて、無理なく喜ばれるお土産選びをしていきましょう。
手頃な価格で買えるお菓子たち
Marabou(マラボー)
定番のミルクチョコは1枚15〜25SEK(約225〜375円)前後で、スーパーではセール価格で10SEKほどになることもあります。
板チョコはパッキングしやすく、フレーバーごとに買い分けるのも楽しいです。
Cloetta Kexchoklad(クロエッタ ケックスショコラード)
1本あたり6〜10SEK(約90〜150円)と非常にお手頃で、10本入りのミニサイズセットも人気。
学校や職場などのバラマキ用にぴったりです。
Anna’s Ginger Thins(アンナズ・ジンジャーシンズ)
薄焼きでパリッとしたジンジャークッキーで、スウェーデンの家庭で長年愛されています。
1箱15〜25SEK(約225〜375円)ほどで、缶入りやムーミン柄の限定パッケージも登場することがあります。



我が家は毎回これを2箱ずつ買って帰ります。お土産用と自宅用…どっちも必須なんです。
その他のスウェーデン土産でオススメのお菓子はこちらの記事でご紹介しています。


お土産選びで気をつけたいポイント
1. パッケージの大きさや重さを考える
お菓子類は軽いものが多いですが、瓶入りジャムやスプレッド、クネッケブロードの箱は意外とかさばります。
持ち帰りやすさも含めて、「割れにくい・つぶれにくい・軽い」を基準に選ぶと安心です。
2. 賞味期限をチェック
スウェーデンの食品は賞味期限が短めのものも多いため、お土産として渡す予定がある場合は期限に余裕のある商品を選びましょう。
特にパンやケーキは生ものに近いので、事前にチェックを。
3. 原産国表示(Made in Sweden)を確認
北欧っぽいパッケージでも、実は他国製造(例:ドイツ、ポーランド)ということもあります。
お土産として「スウェーデン産」にこだわる方は、原材料表示や裏面の原産国表記をチェックしておくと安心です。
- 重量やサイズはスーツケースに収まるか?
- 瓶・液体はしっかり保護して運べるか?
- 持ち帰る日数に対して賞味期限が十分か?
- 輸入品ではなくスウェーデンらしい商品か?
ちょっとした注意で、トラブルなく満足度の高い買い物ができます。
現地スーパーでお得に買うコツ
スウェーデンのスーパーは、曜日や時間帯によってセールがあるため、タイミング次第でかなりお得にお土産を買うことができます。
特に夕方〜夜の時間帯には割引シールが貼られることも。
また、「Willys(ヴィリース)」や「Lidl(リドル)」などの格安スーパーを活用すれば、同じ商品でも1〜2割安く買えるケースが多いです。
スウェーデンの支払い方法はクレジットカードが主流!
スウェーデンではほとんどのスーパーで、現金を使わずにクレジットカードやモバイル決済が主流です。
小さな町の個人店でもカードが使えるのが一般的なので、日本のように「小銭がないと不便…」という場面はほとんどありません。
タッチ決済やApple Payにも対応しているので、買い物はとてもスムーズです。
スウェーデンのスーパーで見逃せない隠れた名品
ガイドブックやSNSでよく紹介されている定番土産だけでなく、現地のスーパーをじっくり見ていると、観光客にはあまり知られていない「名品」がたくさん見つかります。
ここでは、暮らすように旅したい方にぴったりの、スウェーデンならではの隠れたお土産候補をご紹介します。
北欧デザインを気軽に楽しめるアイテム
意外と見落とされがちなのが、スーパーのキッチン用品・文房具コーナー。
シンプルで実用的な北欧デザインのペーパーナプキン、マグカップ、布巾、保存袋などが揃っており、価格も1アイテム10〜30SEK(約150〜450円)程度と手頃です。
- ムーミン柄のキッチンタオル
- スウェーデン国旗やダーラヘスト(馬)柄のペーパーナプキン
- 無印風のシンプル文具(鉛筆・ノートなど)
軽くて割れにくく、実用性もあるのでお土産としても優秀です。
地元の人に愛されるドリンク&おつまみ
観光客にあまり知られていないけれど、地元の人にとっては「これがないと落ち着かない」存在なのが、ローカル飲料やスナック類。
たとえば、Trocadero(トロカデロ)というスウェーデン限定の炭酸飲料は、コーラとオレンジの中間のような味で子どもにも大人気。
また、サワークリーム&オニオン味のポテトチップスや、ディル風味のナッツなど、お酒のお供にもなるおつまみ系は日本人にも好評です。



私たちはいつも「Trocadero」と「Estrella」のポテチをセットで買って帰ります。ホームパーティーで出すと、話題性もあって盛り上がるんです。
地域限定のレアなお土産を狙うならここ!
スウェーデン国内でも、北部や南部の地方都市では、その地域限定のパッケージや味の商品に出会えることがあります。
たとえば、ラップランド地方のサーミ民族をモチーフにしたチョコレートや、地元の牧場製チーズなどがその例です。
大型スーパーや道の駅的な施設「ICA Maxi」「City Gross」などでは、地域色のある商品が充実しています。
旅の思い出に、使いやすいお土産を選ぶなら?
最後にご紹介したいのが、旅のあとも日常で使える「思い出として残るお土産」です。
たとえば、エコバッグや布製ランチョンマット、冷蔵庫に貼れるマグネットなど。
これらはスーパーの生活雑貨コーナーやレジ横で売られていることが多く、価格も100〜200SEK以下で購入できます。
- 「スウェーデン語が書いてある」=旅の記念感がアップ
- 色使いや柄に北欧らしさがあるかチェック
- 帰国後も日常使いできるか想像してみる
買って満足するだけでなく、「あとで見るたび、旅の空気を思い出せる」…そんなお土産が理想ですね。
ちなみに、スウェーデンはお菓子以外にも、雑貨のお土産を買ってプレゼントすると喜ばれます。
スウェーデンのオススメ雑貨のお土産をこちらの記事でまとめました。

