「オーロラを絶対に見たい!」そんなあなたにおすすめなのが、スウェーデン北部のアビスコ。
オーロラ観測の成功率が高いことで有名なこの地で、最高の瞬間を逃さないためのポイントをまとめました!
- 観測のベストシーズンはいつ?
- 最もオーロラが出やすい時間帯は何時ごろ?
- アビスコでのオーロラーが見れる確率は?
など、オーロラが見やすいスポットや、寒さ対策のコツも詳しく解説していきます。
アビスコでオーロラが見れるベストな時期と時間帯
「一生に一度はオーロラを見てみたい!」そう思ってスウェーデンに来る人、多いですよね。私もスウェーデンに住んでいるとはいえ、オーロラを間近で見られるのは特別な体験!その中でも、アビスコはオーロラ観測の聖地とも言われる場所で、天候条件にも恵まれやすく、成功率が高いんです。今回は、アビスコでオーロラを観るベストシーズンや時間帯、天候のポイントなどをまとめました!
オーロラがよく見えるシーズン(秋〜春)
アビスコでオーロラを観測するのに最適なのは、11月下旬から3月頃までの期間。この時期は夜が長く、空がしっかり暗くなるので、オーロラ観察にはもってこいなんです。特に、1月〜2月は晴天率も高く、観測しやすい時期とされています。
スウェーデンの冬は厳しい寒さですが、北極圏に近いアビスコでは、その分オーロラの発生率が高くなるのが魅力。私も初めてアビスコでオーロラを見たとき、「これ、本当に地球で起きてる現象なの?」って思うくらい神秘的でした。まるで空に舞うカーテンのように、緑や紫の光が揺れる姿は圧巻です!
アビスコでオーロラ観測に最適な時間帯は?
オーロラが見られるのは、やっぱり夜ですよね。アビスコでは、夕方18時頃から深夜にかけてが観測のゴールデンタイム。特に、22時〜翌2時あたりが一番出現しやすい時間帯なんです。
冬は日照時間が極端に短いので、夜が長く観測チャンスも増えます。私が行ったときも、18時くらいから空をチェックして、22時頃に最もはっきりしたオーロラが見えました。真っ暗な夜空の中で、ふわっと緑の光が広がっていく瞬間は、鳥肌モノでしたよ…!
ちなみに、オーロラの光は肉眼ではぼんやりとした緑色に見えることが多いです。でも、カメラで撮影すると鮮やかな色が写るので、撮影の準備も忘れずに!
オーロラを見るには天候条件も重要!
アビスコの魅力のひとつが、「晴天率の高さ」。スウェーデン国内でも、ここは雲が少なく、オーロラ観測の成功率が高いことで知られています。でも、せっかく行っても天気が悪いと、オーロラは見えないんですよね…。
オーロラ観測には、雲がなく、空気が澄んでいることがとても大事。特に、寒くて乾燥した夜は、星空とオーロラがセットでくっきり見えるんです!逆に、曇りや雪の日はオーロラが隠れてしまうので、天気予報のチェックは必須ですよ。
アビスコでは「オーロラ・スカイ・ステーション」という観測ポイントがあり、リアルタイムで天候情報をチェックできるので、行く前に確認するといいですね。
アビスコにおけるオーロラ観測のコツと確率
アビスコがオーロラ観測に適している理由
アビスコは、スウェーデン北部にある小さな町ですが、オーロラ観測地として世界的に有名なんです。なぜかというと、ここは他の北欧の観測地に比べて「晴天率が高い」ことがポイント!オーロラが発生していても、雲に隠れてしまったら見えないので、天候が安定しているかどうかはすごく重要なんですよね。
それに、アビスコは「オーロラベルト」の中心に位置しているので、条件さえ揃えばほぼ毎晩オーロラが発生すると言われています。実際にここを訪れた旅行者の多くがオーロラを見られたと報告しているので、観測確率の高さは間違いないです!
オーロラを見るためのコツ&準備
せっかくアビスコに行くなら、できるだけ高確率でオーロラを見たいですよね。私が学んだ「成功のコツ」をいくつか紹介します!
光が少ない場所で観測する
街の明かりがあると、せっかくのオーロラも見えにくくなってしまうんです。アビスコ国立公園 や オーロラ・スカイ・ステーション など、人工の光が少ない場所へ行くのがベスト!
防寒対策をしっかりと
アビスコの冬はめちゃくちゃ寒いです!夜の気温は マイナス20℃以下 になることも珍しくないので、防寒着・手袋・帽子・防寒ブーツ は必須。私は最初、スウェーデンの寒さを甘く見ていて、手がかじかんでカメラのシャッターが押せなくなったことがありました…。防寒対策はしっかりと!
スウェーデンの冬(12月・1月・2月)の服装についてはこちらの記事で解説しています。
3泊以上の滞在を目安にする
オーロラは自然現象なので、「今日は絶対に見られる!」という保証はありません。なので、最低でも3泊以上 滞在するのがおすすめ!長く滞在すればするほど、晴天+オーロラ発生のタイミングに出会える確率が高まります。
アビスコのオーロラ観測、実際の成功率は?
データによると、アビスコでは 冬季に約80%の確率 でオーロラが観測されると言われています。この数字、他の観測地と比べてもかなり高いんですよ!特に 晴れた夜が多いこと が、この高い成功率の理由ですね。
私の知人も、アビスコで3泊滞在していたら 2回オーロラが見られた そうです。運が良いと、何日も連続で見られることもあるんですよ!しかも、アビスコのオーロラは空いっぱいに広がることもあり、「人生で一度は見たい絶景」と言われる理由がよくわかります。
アビスコのオーロラ鑑賞スポット
アビスコで最高のオーロラ体験を!おすすめ鑑賞スポット
スウェーデンでオーロラを見るなら、やっぱりアビスコは外せません!私も初めて訪れたとき、「本当にここでオーロラが見られるのかな?」なんて半信半疑でした。でも実際に夜空を見上げた瞬間、言葉を失うほどの絶景が広がっていて…。まるで空が踊るような光のカーテンに、ただただ圧倒されました。
そんなアビスコでオーロラを鑑賞するなら、いくつかのスポットがあります。それぞれ特徴があるので、あなたの旅のスタイルに合った場所を選んでみてくださいね!
オーロラ・スカイ・ステーション(Aurora Sky Station)
アビスコで一番有名なオーロラ鑑賞スポットといえば、「オーロラ・スカイ・ステーション」です。アビスコ国立公園の中にあり、オーロラ帯のど真ん中に位置するため、晴れた日はかなりの確率でオーロラに出会えるんです。
アクセス方法もユニークで、施設に行くにはリフトで山の上へ。登るにつれて、だんだん街の明かりが消えていき、到着すると周囲は真っ暗!「ここ、本当に地球?」と思うくらいの静寂と暗闇に包まれます。これが、オーロラ観測には最高の環境なんですよね。
しかも、施設内には温かい飲み物や軽食が用意されていて、寒さを気にせずオーロラを待つことができます。私はホットチョコレートを片手に、ワクワクしながら夜空を見上げていました。オーロラが現れたときのあの感動は、今でも忘れられません!
防寒具のレンタルもあるので、「スウェーデンの冬、寒そうで不安…」という人でも安心ですよ。オーロラ観測を存分に楽しみたいなら、ここは絶対おすすめです!
アビスコ国立公園とその周辺エリア
「オーロラ・スカイ・ステーションまで行くのはちょっと大変…」という人は、アビスコ国立公園の中やその周辺でも十分オーロラが楽しめます。むしろ、ここは街明かりがほぼゼロなので、どこからでも美しいオーロラを見ることができるんですよね。
特におすすめなのが、凍ったトルネ川の近く。湖面や雪にオーロラの光が反射して、まるで360度オーロラに包まれているような感覚を味わえます。私はこの場所で撮った写真を今でも大事にしているんですが、実際の景色は写真なんかじゃ伝えきれないほどの美しさでした。
また、昼間はハイキングやスノーシューなどのアクティビティを楽しめるのもポイント!私も日中は雪の森を散策して、夜になったら温かいスープを飲みながらオーロラを待つ…そんな贅沢な時間を過ごしました。
「できるだけ自然に囲まれながらオーロラを見たい!」という人には、この国立公園エリアがぴったりです。
その他のおすすめ観測エリアや隠れスポット
アビスコには、観光客があまり知らない穴場スポットもたくさんあります。
アビスコの湖畔
湖のほとりは遮るものがなく、広い視界でオーロラを楽しめる最高のロケーション。湖面にオーロラが映り込むので、写真を撮るにもぴったり!私もここで夢中になってシャッターを切っていました。
宿泊施設の周辺
「外に出るのが寒すぎる…」というときは、宿泊先の周りで観測するのもアリ。アビスコの宿泊施設は街明かりがほとんどない場所にあるので、ちょっと外に出るだけでオーロラを発見できることも。実際に私も、宿の窓からオーロラがちらっと見えて、急いで外に飛び出したことがあります(笑)。
地元ガイドと巡るツアー
せっかくアビスコに来たなら、ガイド付きツアーに参加するのもおすすめ!地元の人が「ここなら絶対いい景色が見える」というスポットに連れて行ってくれるので、観光客が少ない静かな場所でオーロラを鑑賞できます。私が参加したツアーでは、ガイドさんが「ここならオーロラが出やすいよ」と案内してくれて、本当にその場所で見れたんです!プロの知識、すごい…。
オーロラ鑑賞の思い出に、お土産を探してみるのも楽しいですよね。
スウェーデンには、北欧の文化をモチーフにした雑貨がたくさんあります。
こちらの記事では、おしゃれで実用的なお土産を紹介しています!
アビスコ旅行の費用と観光プラン
アビスコへのアクセス方法と交通費
アビスコへの行き方はいくつかありますが、一般的なのは 「飛行機+バス」 か 「夜行列車」 のどちらかです。
方法①:ストックホルムから飛行機+バスで行く方法
まず、ストックホルムのアーランダ空港から国内線でキルナ空港(Kiruna Airport)まで飛びます。ここまでの航空券は往復で約3万~5万円が目安。キルナからはバス(約1時間半)またはタクシーでアビスコへ向かいます。バス代は片道約1,500円なので、コスパ的にはバスが◎。
このルートの良いところは、とにかく移動時間が短いこと!飛行機を使えば、ストックホルムからアビスコまで4~5時間ほどで到着するので、「せっかく旅行に行くなら、オーロラ観測に時間をたっぷり使いたい!」という人にはおすすめです。
方法②:ストックホルムから夜行列車で行く方法
「せっかくだから北欧らしい旅をしたい!」という方には、ストックホルムからの夜行列車がおすすめ!このルートは、ストックホルム中央駅からキルナを経由してアビスコまで続いているので、乗り換えなしで行けちゃいます。
列車の料金は、寝台車を選ぶかどうかで変わりますが、片道約1万5千~2万5千円くらい。早めに予約すれば割引もあるので、予定が決まったらすぐにチェックするのがポイント!
私も一度、夜行列車でアビスコに行ったことがありますが、これが意外と快適でした。ゆったりしたベッドに横になって、朝目覚めると一面の雪景色…。「北欧の冬に来たんだなぁ」としみじみ感じたのを覚えています。
宿泊施設とその価格帯
アビスコの宿泊施設は、「できるだけリーズナブルに」「ちょっとリッチにオーロラを楽しみたい」など、スタイルに合わせて選べます。
ホステルやゲストハウス(約7,000~12,000円/泊)
一番お手頃なのは、「アビスコツーリストステーション(STF Abisko Turiststation)」 などのホステルタイプ。相部屋もあるので、旅費を抑えたいならここがベスト。共有キッチンもあるので、自炊派にも◎。
コテージ・ホテル(約20,000~30,000円/泊)
「せっかくアビスコまで行くなら、快適に過ごしたい!」という方には、ホテルやコテージがぴったり。暖炉のあるお部屋でくつろぎながら、窓の外にオーロラが現れるのを待つ…なんて贅沢な体験もできちゃいます。
私は以前、コテージに泊まったことがあるのですが、まさに「北欧の冬!」という雰囲気。キッチン付きの部屋だったので、スーパーで買ったスウェーデン料理を作りながら、のんびりオーロラ待ちができました。
オーロラ鑑賞ツアーの料金目安
アビスコに来たら、オーロラ鑑賞ツアーはぜひ参加したいところ!ツアーによって価格や内容が変わるので、好みに合わせて選んでみてください。
「オーロラ・スカイ・ステーション」ツアー(約10,000~15,000円)
オーロラ鑑賞の定番!リフトで展望台まで上がり、真っ暗な空の下でオーロラを待ちます。防寒具も貸してくれるので、極寒の夜でも安心。
オーロラ撮影ツアー(約12,000~18,000円)
「せっかくなら最高の写真を撮りたい!」という方には、写真撮影に特化したツアーがおすすめ。プロのガイドがカメラの設定や撮影テクニックを教えてくれるので、初心者でも美しいオーロラ写真が撮れます。
犬ぞり+オーロラツアー(約20,000~30,000円)
スウェーデンらしいアクティビティを楽しみたいなら、犬ぞりとオーロラ観測をセットにしたツアーが◎。雪原を駆け抜ける犬たちと一緒に大自然を満喫できます。これは私も一度体験したことがありますが、犬たちが元気いっぱいで可愛かった!
旅行全体の予算の目安
アビスコ旅行に必要な予算は、個人手配なら20~30万円くらいが目安。
<ざっくり内訳>
- 航空券(国内線含む):50,000~80,000円
- 交通費(列車やバス):10,000~20,000円
- 宿泊費(3泊想定):30,000~80,000円
- オーロラツアー:10,000~30,000円
- 食費・雑費:30,000円
ツアーパッケージだと、30~50万円くらいになることが多いですね。個人手配だと少し手間はかかりますが、自分のペースで旅を楽しめるのが魅力。