スウェーデンでお土産を買おうと思ったときに、「スウェーデンのお菓子ってどんな味?」と気になりませんか。
実は、スウェーデンのスイーツには日本人にも馴染みやすいものがたくさんあるんです。
- 日本人にも人気のスウェーデン菓子
- 旅行のお土産にぴったりのスイーツ
- スウェーデンの“フィーカ文化”の魅力
スウェーデンの甘くて奥深いお菓子文化を知れば、旅行やお土産選びがもっと楽しくなるはずですよ!
日本人にも馴染みやすいスウェーデンのお菓子とは?
スウェーデンのお菓子と聞くと、あまり馴染みがないかもしれませんが、実は意外と日本人好みの味も多いんです。
まずは、現地で暮らして気づいた「これはハマる!」と感じたスイーツたちをご紹介します。
スウェーデンのお菓子文化、想像以上に豊か!
スウェーデンに暮らしてみてまず驚いたのが、「お菓子ってこんなに生活に根付いてるの!?」ということ。
スーパーのお菓子売り場はとにかく広くて、初めて見たときは思わず立ち止まってしまいました。
しかも、日本のお菓子とは少し違うけれど、どこか懐かしさを感じる味も多くて、つい色々試したくなっちゃうんですよね。

うちの子どもたちも、現地のカラフルなお菓子に目をキラキラさせながら「今日はどれにする?」って毎回楽しんで選んでます。
スパイスが香る、優しい甘さが特徴
スウェーデンのお菓子の特徴といえば、なんといっても「シナモンやカルダモン」といったスパイスの香り。
最初は「スパイスってお菓子に合うの?」と半信半疑でしたが、実際に食べてみると、甘さを引き立てる上品な香りで、一度食べたらやみつきになります。
日本のお菓子のように甘さが主役というよりは、控えめで上品な甘さが多い印象ですね。
初めて食べたのが「カネールブッレ(シナモンロール)」だったのですが、おやつというより、ふわっとしたパンに近い感じ。
でも、フィーカの定番として愛されていて、温かいコーヒーと一緒に楽しむと本当に絶品なんです。
日本人に人気のお菓子ベスト2!
なかでも日本人に人気なのが、やっぱり「シナモンロール」と「ダイム(Daim)」です。
シナモンロールは、ほんのりスパイスが効いていて、菓子パン感覚で気軽に食べられるのが魅力。
私が初めて現地のカフェで食べたときは、「これが本場か…!」と感動して、自宅で真似して作ったくらいです(でも味は全然違いました…笑)。
一方「ダイム」は、キャラメルをチョコでコーティングした一口サイズのチョコバー。
カリカリした食感がクセになって、今ではわが家の常備おやつになっています。



手軽に食べられる&個包装でお土産にも最適。旅行者にも在住者にも人気の理由がわかります!
日本人におすすめ!スウェーデン伝統のお菓子
スウェーデンには長い歴史の中で育まれた、伝統的なスイーツがたくさんあります。
見た目がユニークだったり、味わいが日本とは少し違ったりしますが、実際に食べてみると「これはアリ!」と感じるものが意外と多いんですよ。



私たち家族も、現地の友人からおすすめされた伝統菓子をいくつか試して、「日本じゃ味わえないね〜!」と感動したのをよく覚えています。
ダイム(Daim):キャラメル×チョコの最強コンビ!
まず紹介したいのが「ダイム」。
キャラメルのパリッと感と、ミルクチョコレートの甘さが絶妙にマッチしていて、私も最初の一口で「これはヤバい…」とハマりました。
小ぶりで食べやすく、個包装タイプもあるのでお土産にもぴったり!
特に甘党の人にはたまらないスイーツだと思います。



「どこで買ったの?」と聞かれる確率No.1。ばらまき土産にもおすすめ!
カネールブッレ(Kanelbulle):スパイス香るシナモンロール
続いてはスウェーデン定番の「カネールブッレ」こと、シナモンロール。
ふっくらとした生地に、シナモンとカルダモンが絶妙に効いていて、食べるとホッとする味わい。
フィーカの定番スイーツでもあり、どこのカフェでも必ずと言っていいほど並んでいます。
日本で食べるシナモンロールとはまた違う、スパイス感とパンのもっちり感がクセになりますよ。



私はスーパーで真空パックのものを買って帰国時のお土産にしましたが、温め直すと香りがふわっと広がって、友人にも大好評でした!
ピンナーブル(Punschrullar):マジパン×チョコのユニーク菓子
ちょっと見た目に驚くお菓子が「ピンナーブル」。
グリーンのマジパンで包まれた筒状の形をしていて、両端にダークチョコがコーティングされています。
中にはパン粉やカカオパウダーを混ぜた甘さ控えめのフィリングが詰まっていて、見た目以上に大人向けの味。
初めて食べたときは「ちょっとクセが強いかも?」と感じたものの、意外とクセになる不思議な魅力があるんです。
独特の甘みがあるので、初めての方は試食できるお店で試してからの購入がおすすめです。
プリンセスケーキ(Prinsesstårta):華やかさNo.1の祝い菓子
最後に紹介するのは、スウェーデンの誕生日やお祝いに欠かせない「プリンセスケーキ」。
ふわふわのスポンジケーキに、ホイップクリーム・ジャム・バタークリームを層に重ね、上から鮮やかなマジパンで包まれた華やかなケーキです。
特にグリーンカラーの定番デザインは、まるで絵本の中から飛び出してきたような可愛さ!
ミニサイズのプリンセスケーキも売られているので、観光中に気軽に味わえるのも嬉しいですね。



うちは娘の誕生日に本場のプリンセスケーキを出したら、「ほんとにプリンセスになった気分!」って目を輝かせてました。
手軽に持ち運べる小包装のスウェーデンお菓子
旅行や帰省時のお土産として便利なのが、小包装されたスウェーデンのお菓子たち。
今回は、実際に私たち家族も愛用している「軽くて配りやすい」「スウェーデンらしさも感じられる」おすすめスイーツをまとめました!



「これ、職場用にちょうどいい!」「子どもが学校で配っても安心」っていう場面でも活躍してくれるので、常備しておくと便利ですよ。
チョコバーのお土産:ダイムやマリボウ
手軽さ・美味しさ・スウェーデンらしさ、全部そろったのが「ダイム(Daim)」と「マリボウ(Marabou)」のチョコバー。
特にダイムはキャラメルをサクサクに仕上げた中毒性のあるお菓子で、旅行者にも現地の人にも愛されています。
一方マリボウは、スーパーで必ず見かける国民的チョコブランド。
ミルクチョコ、ナッツ入り、塩キャラメルなど、フレーバーの種類がとにかく豊富なので、つい色々試したくなります。
- ダイム:小包装・クセになる味・誰にでも配りやすい
- マリボウ:板チョコサイズでシェアしやすく、種類豊富
イェテボリビトター:サクサク系の定番クッキー
「イェテボリビトター(Göteborgs)」のクッキーは、バターの香りと軽い食感が特徴のロングセラー商品。
フィーカのお供にぴったりで、紅茶やコーヒーと一緒に食べると一気に北欧気分になれます。
バラエティパックには色んな味が入っていて、みんなで分け合えるのも嬉しいポイント。
個包装タイプならバッグに忍ばせておくのもアリです。



子どもたちのおやつにも最適で、うちでは「好きなの1枚選んでいいよ」が毎日のお楽しみになってます(笑)
リコリス菓子(Lakrits):クセは強いが試す価値あり?
スウェーデンに来て一番のカルチャーショックだったのが、この「リコリス菓子(Lakrits)」。
甘草(リコリス)を原料としたキャンディで、独特の風味と強烈な塩味のあるタイプも存在します。
特に「サルミアッキ(塩リコリス)」はスウェーデン人に人気ですが、日本人の口にはちょっと刺激が強いかも…。
ただ、慣れるとクセになるという人も一定数います。



個人的には…最初は「薬みたい!?」と衝撃。でも今では「意外とアリ?」って気分のときに食べてます。
- 相手が甘草に慣れていない場合は避けるのが無難
- 「面白いものをあげたい」なら話題性あり!
家で楽しめる!手作りお菓子キット
スウェーデンの味を日本でも再現したい人におすすめなのが、シナモンロールやプリンセスケーキのキット。
材料が揃っているので、日本のキッチンでも気軽に本場の味を楽しめるのが魅力です。
私たちも一度友人を呼んで「シナモンロール作り会」をしたのですが、焼きたての香りに感動!
「おうちで北欧カフェごっこ」ができるのも、このキットの醍醐味です。



荷物としても軽いので、帰国時のお土産としても便利。スウェーデン旅行の思い出を再現するのにぴったりですよ。
お土産購入時にチェックしたいおすすめショップ
「スウェーデンのお菓子を買いたいけど、どこで買えばいいの?」
旅行者にとってはもちろん、在住者でも「今回はどこで買おうかな」と迷うことがあります。
ここでは、実際に私たちが買ってよかった!と思ったおすすめのお店や購入方法をご紹介します。



お店選びを間違えると、値段が高かったり種類が少なかったり…。私たちも試行錯誤してようやく「ここだ!」という場所を見つけました。
現地スーパーはお土産の宝庫!
まず一番手軽でおすすめなのが、現地のスーパーマーケット。
スウェーデンでは「ICA」や「COOP」といった大手スーパーが街のいたるところにあります。
ここで買えるのは、ダイム、マリボウチョコ、クッキー、シナモンロールのキットなど、旅行者にも在住者にも馴染みのあるお菓子が中心。
価格もお土産屋さんに比べてリーズナブルなので、まとめ買いにも最適です。



ただし、リコリス系はクセがあるので、味見してから買うのが無難。見た目は可愛いけど、味は強烈(笑)


伝統的なお菓子は老舗で探すべし!
「ちょっと特別感のあるお菓子を買いたい」ときにおすすめなのが、地元の老舗菓子店です。
ストックホルムやイェーテボリなどの都市には、100年以上続くような歴史あるお店も多く、プリンセスケーキやバタークッキーなどが美しく並んでいます。
パッケージも凝っていて、おしゃれな贈り物としても喜ばれること間違いなし。
地域によって取り扱うスイーツが異なるので、旅先ごとのお菓子を探すのも楽しみのひとつです。



私が行ったイェーテボリの老舗では、ローズジャム入りのクッキーを発見!甘さ控えめで見た目も華やか、まさに「映える」お菓子でした。
空港や駅ナカで最後の買い足しも可能
「時間がない!でもお土産忘れてた!」というときは、空港や駅構内のお土産店が救世主。
特にアーランダ空港やストックホルム中央駅などでは、ダイムやポルカグリスなどの定番が個包装されて売られています。
また、珍しいフレーバーのリコリスや、パッケージがおしゃれな輸出向け菓子も見つかることも。
値段はやや高めですが、手軽さと安心感を求めるならここでの買い足しはアリです。



ただし、空港のリコリス売り場で買って帰った私のお菓子…帰国後に開けたら「これは…罰ゲーム?」と家族に言われました(笑)。
日本でも買える?オンラインショップも要チェック
「旅行中に買い忘れた!」「また食べたくなった!」というときは、スウェーデン菓子を扱うオンラインショップが便利です。
最近では、日本国内で購入できる輸入菓子サイトも増えていて、ダイムやマリボウはもちろん、セムラやプリンセスケーキの材料セットまで手に入ります。
現地の味を再現できる材料が揃っているので、家族でのお菓子作りにもぴったり。
忙しくてお店に行けないときにも活用したい選択肢ですね。



私も一度だけ、帰国後にどうしてもダイムが恋しくなってネットで購入(笑)やっぱりお気に入りは手元に置いておきたくなるんですよね。
日本人がスウェーデンのお菓子を選ぶときの判断ポイントまとめ
ここまで紹介してきたスウェーデンのお菓子は、見た目も味も個性的。
その中から、自分や相手に合うものを選ぶためには、「誰に・どんなシーンで渡すか」を軸に考えるのがコツです。
選び方の基準 | おすすめのお菓子 |
---|---|
万人ウケ・定番重視 | ダイム、マリボウ、シナモンロール |
珍しさ・インパクト重視 | ピンナーブル、リコリス菓子 |
高級感・ギフト向き | プリンセスケーキ、老舗菓子店のクッキー |
ばらまき用・小包装重視 | ダイム個包装、クッキーバラエティパック |
帰国後に楽しむ用 | 手作りキット(シナモンロール、プリンセスケーキ) |
「おしゃれで美味しそう」だけで選ぶと、リコリス系のように強烈な“クセ菓子”をつかむ可能性もあるので要注意。
事前に味を試せる店で確認したり、種類を分けて買うと安心です。
また、スーパー・老舗店・空港・ネット通販など、買う場所によって品揃えや価格も変わるので、目的とタイミングに応じて使い分けるのがおすすめです。
あと、スウェーデンのお土産に置き物やアクセサリーなどの雑貨も喜ばれますよ。

