スウェーデンでのワーキングホリデー、ちょっと憧れますよね。
美しい街並みに北欧デザイン、Fika文化を楽しみながらの生活…と、期待が膨らむ一方で、「え?パーソナルナンバーがもらえないってどういうこと?」と驚く人も多いんじゃないでしょうか。
私もそのひとりでした。
実際に行ってみてわかったんですが、このパーソナルナンバーがないだけで、スウェーデン生活にはかなりの“壁”が待っているんです。
今回は、そんなリアルな体験をもとに、パーソナルナンバーなしのワーホリ生活の大変さや工夫について、ざっくばらんにご紹介します。
なぜスウェーデンのワーホリでパーソナルナンバー(PN)がもらえないのか?
まずはそもそも「パーソナルナンバーってなに?」というところから、簡単にご説明しますね。
パーソナルナンバー(PN)とは?スウェーデンでの生活に必須な個人番号の役割とは
パーソナルナンバー(personnummer)は、日本でいうところのマイナンバーのようなもので、スウェーデンで暮らす人に与えられる個人番号です。
この番号があることで、銀行口座の開設や医療機関の利用、さらにはスーパーの会員登録まで、あらゆる生活シーンがスムーズになります。
私が初めてスウェーデンに来た時は、「番号一つでこんなに色々できるんだ!」って感心した覚えがあります。
スウェーデンのワーホリビザではパーソナルナンバー取得条件を満たせない理由
でも、実はワーホリビザの有効期間が最大1年だからという理由で、パーソナルナンバーの申請条件「1年以上の滞在許可」を満たせないんです。
つまり、政府としては「短期滞在者」と見なされるので、住民登録の対象外になっちゃうんですよね。
この事実を知ったときは、けっこうショックでした。
パーソナルナンバーがもらえないことで生活にどのような影響が出るのか?
PNがないと生活に地味〜に効いてくる“制約”が山ほどあります。
たとえば銀行口座が作れない、学生割引が使えない、スーパーの会員価格で買い物ができない…など。
私も最初は「まぁ、なんとかなるでしょ」なんて軽く思ってたんですが、だんだんと「あれ?自分だけ損してる?」って感覚に変わってきました。
後で詳しく話しますが、この“じわじわストレス”が意外と大きいんです。
スウェーデンのスーパーで会員割引が使えないのはなぜ?PNが必要な理由と実例
買い物って毎日のことだからこそ、地味に効いてくる差があります。
ICAなどのスーパーで会員登録するにはパーソナルナンバーが必要
スウェーデンの大手スーパー(ICAやCOOPなど)では、会員になることで商品が割引になるシステムがあるんです。
でもこの会員登録にパーソナルナンバーが必須なんですよね。
「え、こんなところでも必要なの!?」って、最初は本当にびっくりしました。
会員になれず定価でしか買えない生活のリアル
その結果、私みたいにPNを持ってないと、ずーっと定価で買い物するしかなくなります。
たとえば、近所のICAでチーズが“会員価格29SEK”だったのに、私は“非会員価格39SEK”で買ってたことが判明…。
「10SEKくらい大したことないじゃん」って思うかもですが、塵も積もればなんとやらで、月末になると差額がじわじわ効いてくるんです。
周囲と価格差が生まれることで感じるストレスや損失感とは?
地味に傷つくのが、周りの人が「この前チョコレート半額で買えた〜!」とか話してるとき。
私は「え、定価で買ったけど…」と、自分だけ損してる気分になるんですよね。
こういう“ちょっとした格差”が毎日の積み重ねでストレスになっていきます。
スウェーデンでSIMカードの契約が難しい?PNがないとどうなるのか
通信手段がないと、Googleマップも使えないし、連絡も取れないしで不安しかないですよね。
オンラインでのSIM契約時に求められるパーソナルナンバー
スウェーデンの通信会社(ComviqやTelenorなど)では、オンラインで契約を進めるときにパーソナルナンバーが求められることが多いんです。
「え、スマホすら自由に契約できないの?」って思うと、想像以上に不便ですよね。
毎月ギガを買い足して使う手間とコストの問題点
結局私はプリペイド式のSIMでしのいでましたが、これがまた面倒くさくて。
毎月ギガをチャージしないといけないし、残量気にしながら使うのってけっこうストレスなんですよ。
しかも、1GBあたりの単価が高いこともあって、長期で考えるとコスパも悪め。
デンマークのSIMでしのいだ体験談と使用時の制限とは?
ちなみに、裏ワザ的にデンマークでSIM契約する人もいます。私も実はやってました。
コペンハーゲンで買ってきたSIMをスウェーデンで使ってたんですが、ローミングがかかったり、通信速度が安定しなかったりで、完全に快適とは言えなかったですね。
結論、やっぱり現地のSIMを正規契約するのが一番だなって実感しました。
スウェーデンで病院にかかるのが大変な理由とは?PNがない場合の医療事情
「もし病気になったらどうしよう…」という不安、海外生活ではつきものですよね。
私も体調を崩したときに「病院に行くだけでこんなに大変なんだ」と実感しました。
スウェーデンの医療制度「ファミリードクター制」とPNの関係
スウェーデンでは「ファミリードクター制」という医療制度が導入されています。つまり、自分専用のかかりつけ医を登録して、基本的にはそのドクターにまず相談するスタイル。
でもその登録にパーソナルナンバーが必須なんです。
私はこの制度に最初びっくりしました。日本のように“近所のクリニックへふらっと”とは違うんですよね。
パーソナルナンバーなしだと診察の手続きが複雑&高額になる理由
PNがない場合、パスポートや滞在許可証などを毎回提示しないといけません。
そして厄介なのが、診察費用が高くなること。
普通は数百SEK(スウェーデンクローナ)で済む診察も、PNがないとその数倍請求されることもあるんです。
私も風邪っぽくて病院に行ったとき、「そんなにかかるの!?」と驚きました。
同じ診察でもPNの有無で料金が変わる実例紹介
私の知人のAさん(PNあり)は、診察代がたったの300SEKでした。
でも、私(PNなし)は約1,500SEKも払うことに…。まさに5倍の差です。
これが一度ならまだしも、もし再診になったり、別の病院にも行くと…考えるだけでゾッとしますよね。
スウェーデンで宅配が自宅に届かない理由は?PN未取得による不便さとは
「ネットで注文したはずの荷物が来ない…」そんなこと、スウェーデンでは本当に起こるんです。
配達員が「住んでいる証明」を確認できないことによる配送失敗
宅配の仕組みも、PNの有無に大きく関係していて、配達員が住民登録情報を元に“その住所に本当に住んでるか”を確認するのが一般的なんです。
でも、PNがないとその情報に載らないので、住所が信用されず配達拒否されることも。
私も一度、Amazonで頼んだ荷物がまさかの“返送済み”になってて、絶望しました。
在宅でも「不在」扱いされる理不尽なトラブル
これまた信じられないかもしれませんが、実際に部屋にいたのに「不在」扱いされたこともありました。
理由は、データベースに名前が載ってないから。
呼び鈴も鳴らされず、ポストには何の通知もなし。後日、配送会社のサイトで「不在」と表示されていて、本当にモヤモヤしました。
ピックアップ前提で対応する生活の工夫と心構え
それ以来、私は基本的に“ピックアップ前提”で生活するようになりました。
よく使うショップの受け取り場所を近くに設定したり、注文も時間に余裕を持ってするようにしています。
少し手間ではあるけど、これもトラブル回避のためのコツですね。
スウェーデンで銀行口座を開設するのにかかる時間は?PNがないとどうなる?
お給料の受け取りや家賃の支払いなど、生活に欠かせない銀行口座。
これもPNがないと、なかなか一筋縄ではいきません。
パーソナルナンバーなしでの口座開設にかかる期間と手続きの難しさ
私も最初に銀行に行ったとき、「PNがないなら無理だね」とバッサリ言われました。
本人確認ができないという理由で、手続きがストップするんですよね。
いろんな書類をかき集めても、それでも難しい場面が多々ありました。
実際に12ヶ月かかったケースから学ぶリアルな体験談
知り合いに、口座開設まで1年かかったという人もいます。
毎回書類を用意しても突き返されて、何度も窓口に通って、ようやくって感じだったそうです。
聞いただけで心が折れそうですよね…。でも、実際そういう人が多いんです。
銀行ごとの対応の違いと、事前にできる準備とは?
NordeaやSEBなどの大手銀行は、比較的対応が柔軟です。
逆に、小規模な銀行は「PNがないなら無理」と一蹴されるケースも。
私がオススメするのは、事前に必要書類を電話やメールで確認しておくこと。無駄足を防げますよ。
Swish(スイッシュ)が使えないとどうなる?スウェーデンの決済事情とPNの関係
最後は、スウェーデン生活に欠かせないと言っても過言ではない決済アプリSwishについて。
スウェーデンで普及しているモバイル送金アプリSwishとは?
Swish(スイッシュ)は、日本でいうPayPayやLINE Payのような存在。
でも、こっちではほぼ現金の代わりってレベルで浸透してるんですよね。
友達同士の割り勘、フリマの支払い、イベントの会費…。とにかくあらゆる場面で登場します。
Swish利用にはパーソナルナンバーとバンクIDが必須
でもこのSwish、利用するにはパーソナルナンバー+バンクIDが必要。
そしてこのバンクIDもPNがないと発行できないというループにハマるんです。
つまり、PNがないとSwishも使えない→現金も使えない→詰んだ…というわけです。
現金も使えないシーンが多く、日常生活での不便が発生する理由
最近のスウェーデンって、現金NGの場所がすごく多いんですよ。
小さなカフェやイベントブースなんかだと、Swishオンリーのことも。
私は「Swish使えません」って言って断られた経験が何度もあります。
カードでなんとかなる場面もありますが、“Swishさえあれば…”と思うことは本当に多いです。