スウェーデンで暮らしていると、ふと「和食が食べたいなぁ」と思う瞬間、ありませんか?
私もスウェーデンに移住してしばらく経った頃、無性に味噌汁やカレーライスが恋しくなったことがありました。
でも、日本食材をどこで手に入れたらいいのか分からず、最初はちょっと苦労しました。
スーパーで見つけた醤油も、なんだか味が違うし…。
そんな経験を経て、今では日本食材を買えるお店や方法をしっかりリサーチして、おいしい和食を楽しんでいます!
今回は、その中でおすすめのお店や方法をご紹介します。
スウェーデンで日本食材が買えるスーパー
Japanska Torget:ストックホルムの日本食材専門店
もしストックホルムに住んでいるなら、Japanska Torgetは絶対に外せません。このお店、初めて訪れたときは「え、ここ日本のスーパー!?」って思うくらい感動しました。醤油や味噌、海苔、寿司米など、和食の基本が一通り揃っているんです。それだけじゃなくて、カレールウや冷凍餃子、インスタントラーメンまであるから、和食が恋しくなったときの救世主です。
一度、どうしてもカレーが食べたくなって、ここでカレールウを買ったんですが、帰ってから作ったカレーを一口食べたときの幸福感は今でも忘れられません(笑)。営業時間も平日10時から18時、土曜は15時までと、仕事帰りにも寄れるので便利です。
AM Store:アジア食材の宝庫
ストックホルムにはAM Storeというアジア食材の専門店もあります。ここ、日本だけじゃなくて韓国や中国の食材も豊富で、料理好きにはたまらない場所です。例えば、わかめや寿司米、みりんなんかも揃っているので、和食の材料には困りません。
一度、「みりんがどうしても欲しい!」というときに駆け込んだことがあるんですが、無事に見つかってそのときは本当にホッとしました。それ以来、他のアジア料理にも挑戦してみようとキムチや春雨を買ったりして、料理の幅が広がりました。
アジアンスーパーで掘り出し物を見つける楽しみ
スウェーデンには多くのアジアンスーパーがあって、意外と日本食材も充実しているんですよ。例えば、ラーメンや寿司のり、カレールウなどが手に入りますし、日本米の「あきたこまち」や「コシヒカリ」を見つけたときは感動しました。
一度、地元のアジアンスーパーで冷凍餃子を見つけたんですが、それが驚くほど美味しくて。それ以来、「ここに来れば日本食材も揃う!」と信頼しています。都市部のスーパーでは特に品揃えが良いので、時間があるときにじっくり探してみるのも楽しいですよ。
地方でも安心!ネット通販の活用
ストックホルム以外の地方都市に住んでいると、日本食材を手に入れるのは少し難しいかもしれません。でも、そんなときはネット通販が頼りになります!例えば、KATO JAPANSK MATというオンラインストアでは、醤油や寿司米、さらには液体塩麹やオタフクソースなんかも手に入るんです。
私も地方に住んでいたとき、ネット通販に頼っていました。特に、どうしても食べたいものが手に入るって、本当にありがたいですよね。たまに配送に時間がかかることもあるけど、その分届いたときの喜びはひとしおです。
普通のスーパーでも意外と揃う日本食材
実は、スウェーデンの普通のスーパーでも日本食材が買えることがあります。寿司のりや豆腐、醤油、うどんなどが置いてあって、和食の簡単なアレンジには十分なラインナップです。一度、冷凍食品コーナーで寿司用の魚を見つけたときは、「これでお寿司パーティーできるじゃん!」とテンションが上がりました。
日本食が楽しめるレストランやカフェ
ミシュラン星付きの寿司体験:Sushi Sho
ストックホルムで本格的な寿司を食べたいなら、絶対に外せないのが Sushi Sho。このお店、ミシュランの星を獲得しているだけあって、クオリティがすごいんです!カウンター越しに職人さんが一つひとつ丁寧に握ってくれる寿司は、新鮮そのもの。しかも、季節ごとの厳選ネタを活かしたコースメニューだから、その時期ならではの味を楽しめます。
私は初めて行ったとき、あまりの美味しさに「スウェーデンでこんな本格的な寿司が食べられるなんて!」と感動しました。ランチもやっているので、ちょっと贅沢したい日にはぴったりですよ。
地元でも大人気!Ramen Ki-Mama
ラーメン好きにはたまらないのが Ramen Ki-Mama。ストックホルムでは老舗のラーメン店で、地元のスウェーデン人もよく訪れるほど人気なんです。特に豚骨スープが濃厚で、もちもちの麺との相性が抜群!
私も何度か行きましたが、餃子や唐揚げといったサイドメニューも日本そのままの味で、ついつい食べ過ぎちゃいます。週末はすごく混むので、事前予約をしておくと安心です。
抹茶スイーツならここ!Matcha Ya
抹茶や和菓子が恋しくなったら、Tekniska Högskolan駅近くの Matcha Ya がおすすめです。抹茶ロールケーキやあんこのパフェなど、日本らしい甘さ控えめのスイーツが楽しめます。
実は、スウェーデンでこんな本格的な抹茶スイーツが味わえる場所は少ないんですよね。私は友人と訪れて、抹茶ラテと一緒にロールケーキをいただきましたが、ほっとする味わいでつい長居してしまいました。和の雰囲気を感じられる貴重なカフェです。
アジア料理のビュッフェもおすすめ:Pong
ちょっと気軽に日本食を楽しみたいときには、ストックホルムにあるビュッフェ形式のレストラン Pong もチェックしてみてください。寿司や天ぷらをはじめ、アジア各国の料理が楽しめるんです。
値段も手頃で、家族や友人とワイワイしながら食事を楽しむのにぴったり。私もランチタイムに行ったことがありますが、色々な料理を少しずつ試せるので大満足でした!
テイクアウトで気軽に寿司:Sushiyama
「今日は家でゆっくりしたいけど、美味しい寿司も食べたい…」そんな日には Sushiyama のテイクアウトが便利です。新鮮でお手頃価格な寿司が揃っていて、仕事帰りにサクッと買えるのが嬉しいポイント。
私も何度か利用しましたが、握りや巻き寿司の種類が豊富で、ホームパーティー用のセットも充実しているのでとても便利です。日本の味が恋しいときにぴったりですよ!
高級レストランで食事をする際、支払い方法も気になりますよね。
スウェーデンではキャッシュレス化が進んでいますが、レストランでのチップ文化は知っておいた方がいいですよ。
日本食材店とレストランの選び方のポイント
いざ日本食材を買おうとすると、「え、どこに売ってるの?」って迷うし、適当に買ったら「これ、日本のラーメンじゃなくない?」みたいなものに遭遇することも…。
そんな失敗を経て、今では「スウェーデンで和食を楽しむなら、ここを押さえておけばOK!」というポイントが分かってきました。今回は、そのリアルな体験談を交えつつ、日本食材やレストランの選び方をご紹介します!
1. 品揃えと鮮度は超重要!
日本食材を買うなら、まず「ちゃんとした品揃え」と「鮮度」が大事。スウェーデンの普通のスーパーでも、醤油や寿司米くらいは売っているんですが、「あれ…なんか違う?」ってなることが多いんですよね。
例えば、ストックホルムのJapanska Torgetは、醤油や味噌、寿司米、海苔など、ちゃんとした日本の調味料が揃っているので安心。私はここに行くと、「日本のスーパーにいるみたい!」ってテンション上がります。特に味噌や納豆みたいな発酵食品は、品質や保存状態が悪いとアウトなので、買う前にしっかりチェックするのが大事。
あと、冷凍食品は要注意です!私は一度、アジアンスーパーで冷凍の餃子を買ったんですが、帰って解凍してみたら「え…中身スカスカ?」っていう衝撃的な状態に遭遇したことがあります(泣)。なので、生鮮食品や冷凍食品は信頼できるお店で買うのが鉄則です!
2. 口コミ&レビューは必ずチェック!
スウェーデンには日本食レストランも多いですが、「とりあえず寿司っぽいものを出せばOK!」みたいなお店もあるので、リサーチは必須。私も最初のころ、適当に入った寿司屋で「え、これ…巻き寿司の具が全部マヨネーズ?」みたいな謎の寿司を食べたことがあります(苦笑)。
なので、口コミやレビューを活用するのが◎。例えば、ストックホルムの「Sushi Sho」はミシュランの星を獲得したこともあって、地元の人にも大人気。一方、「Ramen Ki-Mama」は、ちゃんとした日本のラーメンを食べられる貴重なお店です。「この店、なんか微妙かも…?」と思ったら、まずはGoogleのレビューやSNSでチェックしておくのが無難です。
3. 自分の料理スタイルに合ったお店を選ぶ
日本食材をどこで買うかは、「自分がどんな和食を作りたいか」によって変わります。
毎日のご飯に和食を取り入れたい人
Japanska TorgetやAM Storeなら、醤油や味噌、みりんなどの基本の調味料が揃うので便利!
お寿司や本格和食にこだわりたい人
ちゃんとした寿司米やわさび、海苔を売っているお店を探すのが大事。私は普通のスーパーで売ってたお米を買って、お寿司を作ったら「ん?なんかパサパサ…」ってなったので、それ以来ちゃんとした日本米を買うようにしています(笑)。
外で美味しい和食を楽しみたい人
「Sushi Sho」や「Minako」など、評価の高いお店をチェック!特に寿司は、「日本人の職人がいるお店かどうか」を確認すると、当たりを引きやすいです。
4. 予算を考えてお得に買い物&外食する
スウェーデンでは、日本食材や和食レストランはどうしても高め。なので、ちょっとした工夫でコスパを上げるのがポイントです。
例えば、醤油やカレールウは、アジアンスーパーのセールやネット通販を活用すれば少し安く買えます。また、レストランはランチタイムを狙うのが正解!スウェーデンの日本食レストランでは、ランチセットがディナーよりもお得なことが多いんです。
私も最初は「夜ご飯に美味しい寿司を食べに行こう!」と意気込んでいましたが、ある日「ランチに行けば半額くらいで食べられるじゃん!」と気づいて以来、昼に行く派になりました(笑)。例えば、「Sushi Sho」のランチメニューはコスパ抜群なので、ぜひチェックしてみてください!
5. ネットショップと実店舗を使い分ける
スウェーデンで日本食材を買う方法として、ネット通販と実店舗をうまく使い分けるのもポイントです。
実店舗のメリット
- 商品を直接見て、新鮮さや品質を確認できる
- スタッフにおすすめを聞ける
- すぐに買って持ち帰れる
ネットショップのメリット
- 地方に住んでいても日本食材が買える!
- 店頭では見つからないレアな商品も手に入る
- 重たいもの(米や醤油など)を自宅まで届けてもらえる
地方に住んでいるなら、「KATO JAPANSK MAT」みたいなオンラインストアが便利です。ただ、野菜や魚介類みたいに「鮮度が命!」なものは、やっぱり実店舗で買うほうが安心。私は一度ネットで冷凍の魚を頼んだら、届いたときにちょっと…うん…状態がアレだったので、それ以来魚は自分の目で見て買うようにしています(笑)。
スウェーデンで日本食を楽しむなら、食材選びも重要ですよね。
どこで本格的な和食材を手に入れられるのか気になる方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
スウェーデンで日本食文化を楽しむためのコツ
日本食レストランは高いし、スーパーに行っても日本の調味料が手に入りにくかったりして、なかなか思うように食べられないときもあります。
ただ、工夫すればスウェーデンでも十分に日本食を楽しめるんです!
ストックホルムで「いかに日本の味を再現できるか?」を研究してきた私の体験をお伝えします。
1. 日本食イベントを狙え!
「本格的な日本食を食べたいけど、レストランは高すぎる…!」そんなときは 日本食イベント を活用するのがおすすめ。
ストックホルムでは、日本大使館が主催する文化イベントや、和食レストランがプロモーションで 寿司やラーメンの試食会 をやっていることがあります。私は以前、あるイベントで職人さんが握る寿司を食べたんですが、これが感動レベルで美味しかった…!こういうイベントなら、手頃な価格で本格的な味を楽しめるので、日本食が恋しいときにぴったりですよ。
地元のフードマーケットでは、期間限定で日本食材の販売やワークショップ も開催されるので、「どこで買えるの?」と迷ったときは、こういうイベントを活用すると便利です。
2. スウェーデン食材で和食をアレンジ!
日本の食材がなかなか手に入らない…そんなときは スウェーデンの食材をうまく活かして和風アレンジ するのがコツ!
例えば、
サーモンの照り焼き
→ スウェーデンのスーパーには新鮮なサーモンが安く売られているので、醤油と砂糖、みりん風の調味料で漬けて焼くだけで立派な和食に!
北欧風味噌スープ
→ 根菜やジャガイモをたっぷり入れたお味噌汁は、スウェーデンの寒い冬にぴったり。
抹茶パンケーキ
→ スウェーデンの薄いパンケーキ生地に抹茶パウダーを混ぜて、ちょっと和風スイーツにしてみるのも楽しい!
最初は「和食とはちょっと違うかな?」と思うかもしれませんが、意外と相性が良かったりして、新しい発見があって面白いですよ。
3. みんなで楽しむクッキングパーティー!
スウェーデンでは 「家で料理を作るのが当たり前」 という文化があるので、日本食をテーマに クッキングパーティー を開くとすごく盛り上がります!
私も何度かスウェーデン人の友達を招いて寿司作りをしたんですが、意外と 巻き寿司 ってウケるんですよね。「これが日本の家庭料理なの?」と興味津々で、一緒に楽しく作れます。
他にも、
餃子パーティー
→ みんなでワイワイ包んで焼くだけ!
カレー&唐揚げナイト
→ 日本のカレーライスはスウェーデン人にも人気!唐揚げを添えると大満足のメニューに。
抹茶スイーツ作り
→ 抹茶ラテや抹茶ケーキをみんなで作るのも楽しいですよ!
ストックホルムやヨーテボリには日本食材が買えるスーパーもあるので、材料を揃えるのもそんなに難しくありません。
4. 日本の味を長く楽しむ「保存食」を作る
スウェーデンに住んでいると、日本の調味料が 手に入りにくい&高い という問題に直面しますよね…。なので、私はできるだけ 和風の保存食 を作って常備するようにしています!
醤油&みりんの漬けダレ
→ サーモンや鶏肉を漬けておけば、すぐに和風料理が作れる!
自家製味噌漬け
→ スウェーデンのキュウリや大根を味噌に漬けると、日本の漬物みたいに!
梅干し風ピクルス
→ スウェーデンのベリーを酢漬けにして、酸味を効かせた保存食も意外と和風に合います。
ちょっと工夫するだけで 「日本の味をいつでも楽しめる」 ので、ぜひ試してみてください!
5. 日本食好きが集まるコミュニティに参加!
スウェーデンには 日本人移住者のコミュニティ があるので、こうした場で日本食情報を交換するのもすごく役立ちます。
特にストックホルムやヨーテボリでは、
- 「〇〇のスーパーで日本の調味料が買えた!」
- 「〇〇レストランの寿司、なかなか本格的だった!」
- 「みんなで鍋パーティーしませんか?」
こんな感じでリアルな情報が飛び交っています。料理教室や食事会も企画されることがあるので、積極的に参加してみるのもおすすめです!