スウェーデン人の性格・気質・国民性は日本人に似てる?シャイでも友達を作る方法を解説!

スウェーデンといえば、 男女平等が進んだ国 や サステナブルな社会 で有名ですよね。

でも、「スウェーデン人ってどんな性格?」と聞かれると、具体的にイメージしにくいかもしれません。

あまりイメージできないので、私もスウェーデンに来たばかりの頃、 「どうやって距離を縮めたらいいの?」 と悩んだことがありました。

「じゃあ、どうやって仲良くなればいいの?」

そんな疑問を解決するために、この記事では スウェーデン人の性格や特徴、日本人との違い、スムーズに関係を築くコツ をまとめました!

目次

スウェーデン人の性格や特徴

実はシャイ?初対面の印象と距離感

スウェーデンに来たばかりの頃、スウェーデン人ってクールで少し親しみづらい…って感じることが多かったんです。初対面だと控えめで、必要以上に近づかないようにしている印象。たぶん、シャイなんですよね。相手との距離感を大切にしてる感じがすごく伝わってきます。でも、時間をかけて少しずつ信頼関係を築いていくと、一気に親しくなるんですよ!そうなると、むしろ日本人以上に深い友情が生まれることも。

握手から始まって、仲良くなってくると自然にハグするようになったりして、なんだか心が温かくなる瞬間が増えてきます。スウェーデン人が争いを避ける平和主義なところも、こういう穏やかな人間関係に繋がってるのかなって思います。

男女平等の意識とライフスタイル

スウェーデンに来て一番驚いたのが、男女平等が「当たり前」っていう感覚。たとえば、男性が普通に育児休暇を取ったり、家事をしている姿をよく見かけます。逆に、女性もキャリアを追求するのが普通。日本だと、これってまだ珍しい話ですよね?

私の友達の旦那さんなんて、子どもを抱っこしながら料理してて、「すごいな〜」って感動しちゃいました。こういう日常が普通にあるのがスウェーデンなんです。それに、仕事とプライベートのバランスもすごく大事にしてるから、効率よく働いて、休むときはしっかり休む。日本の「仕事命」な雰囲気とは真逆で、ちょっと羨ましくなりますよね。

時間厳守で几帳面な理由は?

スウェーデン人って、本当に時間に厳しいんです。最初は「そんなにピッタリ守るの?」ってびっくりしたくらい。でも、遅れるとしっかり謝るし、何だかんだで自分もそのリズムに慣れてきました。

これ、多分北欧特有の冬が長い環境とも関係してるのかな?日照時間が短いから、時間を有効活用しようっていう意識が強いのかも。おかげで、私も「時間を大事にする」って感覚が身についてきた気がします。

真面目だけどユーモア好きな一面

スウェーデン人って一見クールで真面目な印象なんですけど、親しくなると意外とユーモアがあって、そこがまた面白いんですよね。特に、皮肉っぽいジョークが多くて、「あ、これ笑っていいやつ?」って最初は戸惑ったり。でも、慣れるとその絶妙なトーンがクセになるんです。

日本のいわゆる「ダジャレ」みたいなのとはちょっと違うけど、話の中に軽く笑いを交えてくれる感じが、なんだかほっとするんですよね。

個人主義とチームワークの絶妙なバランス

スウェーデン人って、個人の自由を尊重する一方で、チームワークもすごく大切にするんです。たとえば、仕事の場面では「みんなで話し合って決める」が基本。日本みたいな「上司の一声で決定」みたいなやり方とは全然違います。

友達付き合いも同じで、「相手を尊重する」っていう姿勢が強いんですよね。自分の意見を大切にしつつも、相手の価値観を否定しない。こういうバランス感覚、すごく学ぶところが多いなって感じます。

日本人とスウェーデン人の共通点と相違点は?

無駄を嫌う国民性と効率重視の生活

スウェーデンに住んでみて、「あれ?ここって日本と似てるかも」って思ったことがあるんです。それが「無駄を嫌う」っていう考え方。日本だと、昔から限られた資源を大切にする文化がありますよね?スウェーデン人も同じで、エネルギーや時間の使い方にとっても敏感なんです。

例えば、スウェーデンの家具や日用品って、シンプルで無駄がないデザインが多いんですよ。あれを見るたびに「合理的だなぁ」って感心しちゃいます。特にIKEAなんて、その象徴みたいなものですよね。日本の“もったいない”精神とどこか通じるものがある気がして、スウェーデンで生活していると、ちょっとホッとする瞬間があるんです。

沈黙を恐れないスウェーデン人と日本人の違い

スウェーデンに来てびっくりしたのが、みんな会話の中で「沈黙」を全然怖がらないこと。これ、最初はすごく不思議だったんですけど、慣れてくると「これもいいなぁ」って思えるようになりました。

日本だと、沈黙が続くと気まずいって感じて、何かしら話さなきゃってなること、ありますよね?私もそうだったんです。でも、スウェーデン人は「沈黙もコミュニケーションの一部」みたいに自然体で受け止めてるんですよ。それに、無理に話さなくても、お互いの存在を認め合ってる感覚が心地よくなってくるんです。これが、スウェーデン人の「個人を尊重する文化」に繋がってるのかもなぁ、なんて思ったり。

礼儀正しさと社会的な距離感

スウェーデン人って、すごく礼儀正しいんです。でも、日本人の「丁寧さ」とは少し違う感じ。日本だと、お辞儀とか敬語とか、礼儀が形式的な部分に表れますよね?一方でスウェーデンでは、もっとカジュアルというか、自然体の礼儀なんです。

例えば、挨拶の仕方ひとつとっても、握手に笑顔、これだけで十分って感じ。日本の「どうぞよろしくお願いします」みたいな堅苦しさはないけど、それが逆に温かみを感じさせるんですよね。でも、だからと言って近づきすぎない距離感も大事にしてるから、過剰なスキンシップは基本的にないんです。なんだかそのバランスが絶妙で、私も心地いいなって感じています。

家族や友人との関わり方

スウェーデンでは、家族との時間が何よりも大切なんですよ。休日になると、みんな当たり前のように家族や親しい友人と過ごしてるんです。なんなら、家族の予定が最優先で、仕事は二の次って感じ。これ、最初は「すごい割り切ってるな」って思ったんですけど、実はこれが普通なんですよね。

友達付き合いも日本とちょっと違ってて、スウェーデンでは少人数の深い関係を築くのが主流なんです。一方、日本では義理の付き合いや広い人間関係が重要視されることも多いですよね。そういう意味では、スウェーデンの個人主義って、日本とは少し違うなぁって感じるところでもあります。

仕事における責任感と価値観の比較

仕事に対する責任感は、日本人もスウェーデン人もすごく似てます。約束を守るとか、しっかり期限を守るとか、そういう基本的なところは同じ。でも、働き方に関しては全然違うんですよ。

日本では、長時間働くのが当たり前で、会社への忠誠心が重視されますよね。でも、スウェーデンでは「効率的に働いて、プライベートを楽しむ」が基本。生産性を上げて定時で帰るのが当たり前だし、残業なんてほとんどしません。その代わり、仕事中はめちゃくちゃ集中してるんです。

私もスウェーデンの働き方を見習って、少しずつ生活のバランスを考えるようになりました。きっと日本の働き方にも参考になる部分がいっぱいあると思います。

日本人がスウェーデンで友達を作る際のコツ

最初は控えめに、じっくり信頼を築く

スウェーデンに移住したばかりの頃、現地の人と友達になりたいけど、なんだか距離を感じるなぁ…って思うことが多かったんです。でも、これってスウェーデン人がシャイな性格だからなんですよね。決して嫌われてるとか、興味を持たれてないわけじゃないんです。ただ、最初は少し控えめで、じっくり信頼を築くのが大事なんです。

例えば、急にフレンドリーになろうとガンガン話しかけると、逆に引かれちゃうこともあるんですよね…。だから、私は「まずは穏やかに、誠実に」を意識するようにしました。時間が経つにつれて、徐々に向こうからも話しかけてくれるようになって、心を開いてくれる瞬間が本当に嬉しく感じます。

シャイな人と会話を楽しむコツ

スウェーデン人と話してて思うのは、会話のきっかけってやっぱり話題選びが重要だなってこと。特に、スウェーデン人は自然や文化にすごく関心があるんです。例えば、「夏の湖がすごく綺麗ですね」とか「Fikaって最高ですね」みたいに、スウェーデンの風景や習慣の話をすると、意外と会話が広がることが多いです。

逆に、いきなり個人的なことに踏み込むと「え?」って空気になることもあるので、そこは慎重に。あと、政治とか宗教の話題はあまり触れない方が無難ですね。軽い日常の話題から始めて、少しずつ距離を縮めていくのがポイントかなって感じます。

Fikaで自然に仲良くなる

スウェーデン生活で欠かせないのが、やっぱりFika(フィーカ)ですよね。簡単に言うと、コーヒーやお茶を飲みながらのんびりおしゃべりする時間なんですけど、これが友達作りにもめちゃくちゃ役立つんです!

最初にFikaに誘われたときは、「これってランチみたいなもの?」なんて思ったんですけど、全然違いました(笑)。肩肘張らずにリラックスして会話ができるから、自然と仲良くなれるんですよね。逆に自分から「Fika行きませんか?」って誘うのも、意外と効果的。Fikaって言葉だけで、なんだかスウェーデンっぽい雰囲気が伝わるから不思議ですよね。

趣味やイベントでつながる

スウェーデン人って、個人の時間を大切にする一方で、趣味やイベントを通じた交流が大好きなんです。だから私も、アウトドアのイベントや地域のマーケットに参加してみました。例えば、ハイキングに一緒に行ったり、エコ活動のイベントに顔を出したりすると、共通の話題も増えるし、自然と会話が弾むんですよね。

日本の地域イベントとはちょっと違って、みんな自分のペースで楽しんでる感じが心地よかったです。特に、スウェーデン人はサステナブルな活動に興味があるので、そういうテーマのイベントに参加すると新しいつながりが作りやすいなぁって感じました。

語学力よりもオープンな心が大事

スウェーデンで友達を作るとき、最初は「スウェーデン語が話せないし、どうしよう…」って不安になることもありました。でも、実際には語学力よりも「話してみよう」っていう姿勢の方が大事なんですよね。スウェーデン人は他の文化や価値観を尊重してくれるから、多少の言葉のミスも気にせず聞いてくれるんです。

私なんて、最初は「こんにちは」レベルのスウェーデン語しか話せなかったけど、それでも「一生懸命だね」って言ってもらえたりして、すごく嬉しかったです。むしろ、スウェーデン語を少しでも覚えて使おうとする姿勢を見せると、より親しみを感じてくれるみたいで、そこから仲良くなることも多かったですね。

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日本人がスウェーデン人とうまく付き合うヒント

個人の価値観を尊重する姿勢がカギ

スウェーデンで生活してみて一番感じたのは、みんな自分の価値観をしっかり持ってるなぁってこと。環境保護とかジェンダー平等とか、意識が高い人が本当に多いんです。でも、それを押し付けることはなくて、お互いの意見を尊重し合うのが当たり前。

だから、スウェーデン人と仲良くなりたいなら、「自分の考えを理解してもらおう」っていうよりも、「相手の考えをまず聞いてみよう」ってスタンスが大事かなって思います。私も最初は自分の意見を伝えるのに一生懸命だったんですけど、相手の話をちゃんと聞くようにしてから、関係がスムーズになった気がします。「あ、この人は私のことを理解しようとしてくれてる」って思ってもらえるのが大切なんですよね。

自然体なコミュニケーションが好かれる

日本だと、丁寧すぎるくらいの礼儀が大事にされますよね。でもスウェーデンでは、自然体でいることが一番の礼儀みたいな感じなんです。たとえば、深々とお辞儀するよりも、笑顔で「Hej!」って軽く挨拶する方がむしろ親しみを感じてもらえます。

私も最初は日本流で「ちゃんとしなきゃ」って思いすぎて、逆に堅苦しくなっちゃってたんですよね。でも、フランクな挨拶や穏やかな会話を意識するようにしてから、「なんか話しやすい人だね」って言われることが増えました。無理に気を遣いすぎず、自分らしく話す方が、相手もリラックスしてくれるみたいです。

フィードバックは正直に、でも優しく

スウェーデンで驚いたのが、フィードバックがすごくオープンなこと。仕事でも日常でも、「こうした方がいいかも」って意見をハッキリ言うのが普通なんですよ。日本だと、遠まわしに言ったり、暗黙の了解で察してもらうことが多いけど、スウェーデン人にはそれがあまり通じないんです。

だから私も、「正直に伝える」練習をしました。ただ、言い方はちょっと工夫して、「こうしたらもっと良くなると思うよ!」ってポジティブな表現を心がけるようにしてます。これが結構大事で、ただ指摘するだけじゃなくて、前向きな提案を添えると、相手も「なるほど!」って受け入れてくれるんです。こういうやりとりを続けることで、信頼関係が深まるのを実感しました。

サステナブルな話題で共感を

スウェーデン人は本当にサステナブルな生活を大事にしていて、これが日常の中に自然に溶け込んでるんです。例えば、リサイクルが徹底されてたり、エコバッグの使用が当たり前だったり。あと、移動手段もできるだけ公共交通機関を使う人が多いですね。

私も最初は「え、こんなに意識高いの?」ってちょっとびっくりしたんですけど、やってみると意外と気持ちが良くて、今ではエコバッグが手放せなくなりました(笑)。環境問題やサステナブルな話題は、スウェーデン人と会話を始めるきっかけとしてもすごく使えるんですよね。「私も最近こういうこと始めてみたんだけど…」なんて話すと、そこからいろいろ教えてもらえたりして、会話がどんどん広がるんです。

少人数で深い関係を築く

スウェーデン人って、広く浅くじゃなくて、狭く深くの付き合いを好むんです。日本でも親友って大事だけど、スウェーデンではその感覚がさらに強いっていうか。大人数でワイワイするよりも、数人でじっくり話すのが好きな人が多い印象です。

最初はシャイな人も多いけど、時間をかけて信頼を築くと、すごく深い友情が生まれるんですよ。私も最初は「ちょっと距離を感じるなぁ…」って思ってたけど、焦らずじっくり付き合っていくうちに、相手の方から誘ってくれることが増えてきました。やっぱり、お互いのペースを尊重するのが大事なんだなって実感してます。

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